今回、利用させていただいた「とちぎ海浜自然の家」は、南北の長さが６００ｍにも及ぶ広大な敷地の中に、様々な施設があることが特徴です。その一つ、野外調理施設を使って、宿泊２日目の午前中は、カレーうどんづくりをしました。６年生はともかく、５年生にとっては、家庭科での調理実習の経験も多いとは言えません。そんな中、テキパキと野菜を切ったり同時進行で洗い物をしたりと、手際よく動く児童が５年生にも６年生にもいたことが、とても心強く思いました。「かまど班」もたくさんの薪を用意し、しっかりかまどを準備してくれたことで、どの班もお昼までにはおいしいカレーうどんに舌鼓を打つことができました。どの体験も、児童にとって忘れられないものになったと思います。

コロナ禍で控えざるを得なかった宿泊を伴う行事を久々に開催することができました。この日のために、係分担や集いの用意、歌の練習など、入念な準備を経て臨んだ高学年たち。あいにくの曇天ではありましたが、児童の心の中はこれ以上なく晴れ晴れとしていたと容易に想像できます。
１日目は、広い施設を活かした館内ウォークラリー、海岸ウォーキング、貝の根付け作り、夜の集い、ナイトハイクと盛りだくさんの内容でした。全国的に行事の精選が検討されている中ではありますが、学校内では見ることができない児童の意外な一面を見つけるたびに、できるだけ宿泊を伴う行事は残していきたいと思ってしまうのも事実です。

9月27日(金)　2年生は親子活動として「石のスープ」の皆様をお迎えしてパネルシアターを鑑賞しました。2年生も、保護者の皆様もお話の世界にひきこまれ、楽しいひとときを過ごすことができました。