市内には、小中学生と同じくらいの人数の認知症の方がいます。そんな話を聞くと、とても人ごととは思えません。市民一丸となって、認知症の方にとって生活しやすい環境を整えていくことが大切だと言うことを学ぶ機会に恵まれました。市社会福祉協議会の方と、聖朋会の方々が講師となり、４年生に対して認知症サポーターの講座を開いてくださいました。聖朋会の方による寸劇によって、認知症の方に対してどのような声かけが効果的であるか、４年生一人一人が深く考えることができたようです。

火曜日はロング昼休み。この長い休み時間を活用して、６年生企画の全校陣取りゲームが開催されました。１年生から６年生までが楽しめるように、できるだけルールを簡素化し、ひと言で言うと「缶のない缶蹴り」のような遊びでした。その中でも、相手のとらわれの身となるのは３人までで、それ以上は解放されるなど、ゲームに復帰できる工夫もあり、時間いっぱい楽しんでいました。

あゆみ太鼓のみなさんを講師としてお招きして、６年生親子行事を開催しました。毎年６年生が、この伝統芸能に取り組んでいますが、今年度は保護者のみなさんと一緒に太鼓の基礎を習うことになりました。「つっくどん、つっくどん、つっくどんどん」という太鼓独特の節回しを口ずさみながらバチを振る姿は、親も子も楽しそうに見えました。末永く続く、北小の伝統になるといいと思います。